約4年前、かわが家は車の買い替えを考えていました。
そのとき、夫婦そろって本気で欲しかった車があります。スバルの「レヴォーグ」です。
当時すでに投資を始めていて資産形成中だったこともあり、最終的には実用的な車を選びました。「家計的には正しい選択だった。でも、本当はレヴォーグに乗りたかった」という、今でも消えない本音についての記録です。
本当はレヴォーグが欲しかった
車を買い替えようと考え始めた当時、夫婦そろって一番惹かれていたのがレヴォーグでした。
実際にスバルの販売店へ行き、試乗もさせてもらいました。担当してくれた営業さんが、レヴォーグを運転する楽しさを丁寧に教えてくれたのを覚えています。一般的な試乗よりは長めに乗せてもらった気がしますが、正確な時間は覚えていません。
見た目が好きで、乗り心地がよくて、運転する楽しさがある。そして何より、スバルの水平対向エンジンの音がかっこいい。
私ひとりが盛り上がっていたわけではなく、妻もその魅力や水平対向エンジンの音に共感していました。夫婦そろって本当に気に入っていた車でした。
価格.comの最安値を調べて、さらに悩んだ
ただ、ネックになったのは価格でした。
提示された見積もりは、諸費用込みで約430万円。当時考えていたわが家の予算を、約100万円オーバーしていました。
普通なら予算オーバーの時点で諦めるところです。しかし、簡単には諦めきれませんでした。スバルの営業さんが、かなり頑張って値引きをしてくれたからです。
帰宅後に気になって価格.comで調べてみたところ、営業さんが提示してくれた価格は、画面に表示されていた全国の最安値とほとんど変わらない水準でした。
「実店舗なのに、こんなに値引きしてくれていたんだ。あの営業さんすごいね」
夫婦でそう話し合い、ますます諦めがつかなくなってしまいました。
本音を言えば、もし燃費が他の車と同じくらいだったなら、100万円高くてもレヴォーグを選んでいたかもしれません。それくらい欲しかった車でした。
わが家は実家が遠く、長距離の移動も多い家庭です。そのため、車を選ぶときには購入価格だけでなく、燃費やその後の維持費もかなり気になります。さらに当時は家族が増えることも考えていた時期です。
資産形成中のわが家にとって、車両価格で約100万円の追加支出をしたうえに、その先もずっと高い維持費を受け入れ続けるのは、今の状況には合っていないのではないか。そうやって悩み続けました。
17時になっても、まだ諦めきれなかった

スバルの営業さんから提示された特別条件には、「17時まで」という期限がありました。
17時になると、営業さんから電話がかかってきました。
でも、その電話には出られませんでした。そのとき私と妻は、電話をつないだまま「レヴォーグを買うのか、諦めるのか」を話していたからです。
期限が過ぎたことは分かっていました。それでも電話を切れなかったのは、まだ夫婦ともにレヴォーグを諦めきれなかったからです。
「あの値引きは本当にすごいよね」
「でも、これからの維持費を考えると……」
同じような会話を行ったり来たりしながら、レヴォーグを諦める決断をするまでに、さらに1時間かかりました。
「今の自分たちは、予算を約100万円オーバーして、さらに燃費や維持費の高い車を買う状況ではない」
そう自分たちに言い聞かせて、最終的にレヴォーグを諦めました。
そして選んだのが、トヨタのハイブリッド車
レヴォーグを見送り、最終的に新車で購入したのがトヨタのハイブリッド車でした。
- 諸費用込み: 約330万円
- 下取り: 約30万円
- 実支払額: 約300万円
予算内にきっちり収まりました。現在4年目を迎えて感じるのは、
- 燃費がとてもよい(特に街乗りで燃費のよさを実感します)
- 維持費が抑えられる
- 乗り心地がよい
- 使い勝手にも不満がない
ということです。
長距離移動も多いわが家にとって、燃費のよさや維持費を抑えられることは、今でも大きなメリットだと感じています。
MT派だった私がATを選んだ理由
少し話はそれますが、運転免許を取得してから20年、私は昔からほぼMT(マニュアル)車に乗っていました。
なぜMTに乗っていたかというと、「ATが怖かったから」です。アクセルを踏まなくてもスルスルと車が動いてしまうのが、少し怖かったのです。
そんなMT派だった私ですが、結婚して家族ができたことで、車選びでも、自分だけの好みを優先するわけにはいきません。
長年親しんできたMTへのこだわりを手放し、ATのハイブリッド車を選びました。
車の買い方で感じた営業さんの違い
ちなみに、今回の車選びでは営業さんとのやり取りでも印象に残った出来事がありました。
最初に見積もりを出してもらったトヨタ販売店の営業さんは、
「他のトヨタ販売店にも、この見積もりを持っていって比較してみてください」
と、気持ちよく送り出してくれました。当時の私にはその見積もりが安いのかどうか分からなかったので、ありがたかったです。
その言葉どおり、他のネッツトヨタ、トヨタ本店、トヨタカローラ、トヨペットなど、いろいろな販売店に見積もりを持っていきました。しかし、最初の営業さんが提示してくれた金額を下回る店舗はありませんでした。
その後、別のトヨタ販売店から連絡がありました。
「特別に、今の見積もりより安くします。ただし、来店しないと金額は言えません。その金額を伝える代わりに、必ずうちで買ってください」
という内容でした。
その営業さんのやり方を悪く言うつもりはありません。ただ、自分にとっては、他店と比較して納得して決める選択肢を残してくれた最初の営業さんのほうが、気持ちよく車を買えると感じました。
最終的に最初の店舗で購入したのは、価格の安さだけでなく、そうした納得感があったからです。
正解だった。でも、乗りたかった
購入から4年が経ち、今のトヨタ車に不満はありません。家計の面を考えても、この選択でよかったと思っています。
それでも、街中でレヴォーグを見かけると、ふと目で追ってしまう自分がいます。
「あのとき、無理してでも買っていたらどうだったのかな」
「やっぱりかっこいいな」
そういう気持ちは、今でもきれいに消えたわけではありません。
家計的には正しい選択だった。でも、本当はレヴォーグに乗りたかった。
いつか家計にもっと余裕ができたら、乗ってみたいなと思っている、けろよん夫婦です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

